2009年06月10日

【なぜ君は絶望と闘えたのか 本村洋の3300日】門田 隆将


この本は、
1999年4月に起きた
「光市母子殺人事件」の被害者家族・本村洋さんが
事件発生から加害者が死刑の判決を受けるまでの記録である。

正義感あふれる本村さんの姿や
加害者の奇異な犯行理由
また加害者弁護団と橋本徹弁護士(現・大阪府知事)とのバトルで
記憶している人も多いと思う。

私は本村さんの記者会見の意見、
揺ぎ無い信念をもって話す姿に
いつも心動かされていた。

いったいどういう人なのか
被害者家族になっても
なお信念をもって頑張れる彼の境遇が
非常に気になった。

この本を読み、
彼が多くの人に愛され、支えられていることがわかった。
そして絶望の中をさまよっていたこともわかった。
でも絶望の中、支えてくれている人がいるから
また亡くなった弥生さん・夕夏ちゃんの愛情があったから
彼は生きていくことができたこともわかった。

この本から
事件についてや司法についての憤り、マスコミに対する疑問も芽生えたが
この本で一番心に響いた言葉について取り上げたい。

(抜粋)
 「この職場で働くのが嫌なのであれば、辞めてもいい。君は特別な経験をした。社会に対して訴えたいこともあるだろう。でも、社会人として発言していってくれ。労働も納税もしない人間が社会に訴えても、それはただの負け犬の遠吠えだ。君は、社会人たりなさい。」


これは本村さんの上司・日高良一さん(新日鐵)の言葉である。
会社を辞めようとしたときに、日高さんはこのような言葉をかけた。
「社会人たれ」
強烈な言葉だ。
説得力があり、深い。
本村さんに言った言葉だが
本書を通して、私の心に深く刻まれた言葉にもなった。


**********************************


奇異な言い訳をし
世間から怒りの目を向けられていた加害者が
広島高裁で死刑判決をうけた翌日、筆者は加害者に会いに行っている。
本書の最後にその様子が記されている。
彼が本当に変われるなら、
本村さんの闘いが報われるであろう。

posted by Jitsu&Shiku at 18:17| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月07日

和菓子【末広庵】

 【レアチーズ大福】

川崎のお菓子屋さん【末広庵】
http://www.suehiroan.co.jp/

私の心をつかむ和菓子が、ここは非常に多いです。

上の写真は、6月限定【レアチーズ大福】(1個130円)です。
びっくりするくらい、ふわふわのおもちの中に
これまたとろとろのレアチーズが入ってます。
ふわふわ好き
チーズ好き
は、6月限定なのでぜひご賞味を。


それ以外に好きなお菓子もちょこっと紹介を。

 【太郎の夢】
  川崎・生田緑地にある岡本太郎美術館の
  オープン(99年)を記念して作られた和菓子。
  さらさらの小豆餡の中にチーズが入ってます。
  この餡子とチーズの組み合わせが絶妙。






 【半熟シリーズ】
  写真は、
  「半熟ちーず」と「完熟ちょこれーと」です。
  一口サイズのこのケーキも
  口の中でとろけるくらい、ふわふわです。
  他にも小豆味やレアチーズ味があります。
  夏季限定で「マンゴーチーズ」があるそうです。
  今度はそれにチャレンジしたいと思います。




 【栗はったい】
  麦の生地に、小豆餡と
  しっとりとした栗がまるまる1個はいってます。
  非常に素朴な味で
  緑茶にぴったりなお菓子。
  ほんのり幸せ気分になります。







菓子匠 末広庵
(本店)神奈川県川崎市川崎区東田町3-16
    TEL : 044-233-4658(代)
    営業時間 9:00〜20:00 日曜定休

 他5店舗
  宮前店 江田店 すみれが丘店 溝の口ノクティ店 ラゾーナ店
http://www.suehiroan.co.jp/
posted by Jitsu&Shiku at 09:59| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月03日

映画【余命1ヶ月の花嫁】



監督 : 廣木 隆一
脚本 : 斉藤 ひろし
出演 : 榮倉 奈々 ・ 瑛太 ・ 榎本 明 ・ 手塚 理美 ・ 安田 美沙子 他

先月公開してすぐに見に行きました。
長島千恵さんのドキュメンタリーは何度も見ていたので
本人と 榮倉奈々とが重なり
はじめから切なくなってしまいました。

映画の作りや意味合いに
いろんなことを言う人がいますが
けして長くない人生を終えた千恵さんが
多くの人に愛されていたのがわかる
いい映画だったと思います。
私は妻と娘に先立たれた
千恵さんのお父さんのことを思うと
悲しくなってしまいました。


千恵さんのおかげで
20代の乳がんが注目され
多くの人に検査に行こうという意識が生まれました。
自治体で乳がん検査の補助が出るのが
40代からが多いので
ぜひ20歳〜検査の補助が出るようになるといいなと思います。


posted by Jitsu&Shiku at 14:23| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年06月01日

【クローズド・ノート】雫井脩介

すがすがしい青春小説
ストーリーの展開は
はじめからわかってしまうが
それでも先に先にと読みたくなるのは
雫井脩介のリズミカルな文体のせいか。

大学生の香恵が
伊吹先生の恋が気になるように
私も
香恵と飛石との恋が気になる。

最終的に香恵と飛石の恋がどうなるか気になるところだけど
青春の一コマを見ることができて
非常に気持ちいい。



青春まっさかりの人も
青春が遠い昔の人でも
すごくおすすめ。







posted by Jitsu&Shiku at 18:40| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月28日

愛される上司

職場のトップが
今月末で異動になる。

私は直接一緒に仕事をすることがなかったので
親しくなることはなかったが
この彼を悪く言う人が全然いない。

こんな上司も珍しい。

スマートさ、フレンドリーさ、一生懸命さ・・・

いろんな要因があるのだろう。

はっきりと物事言っても
嫌われないということは
やはり相手をよく観ているということか。

同じように一生懸命でも
その前のトップのことを苦手な人が非常に多かった。

その彼が言うことは
いちいちもっともなのだが
部下はついていけない。

怒られるたびに
部下は彼から離れていった。

同じことを言うにしても
以前の上司は怒り
今の上司は説明、納得させるのだ。

人の上に立つ、というのは
非常に難しい。

私は早くからその立場を捨て
お気楽な仕事をしている。

カフェをオープンさせても
ひとりきりだ。

それでもお客様と関わり
取引する会社と関わるのだろう。

どんな立場になったとしても
人の悩みは
いつも人間関係なのだ。

大勢の人の上にたつ難しさは
理解することはできないけれど
今の彼なら
どこにいっても愛されるだろう。

次の部署でも頑張ってください。
posted by Jitsu&Shiku at 18:51| Comment(0) | TrackBack(0) | 豆庵 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月27日

シフォンケーキ【Bear Bear(ベアベア)】



武蔵中原にあるシフォンケーキのお店です。

ここのシフォンケーキは
めっちゃ、ふわふわです!

初めての方は
必ずプレーンを食べて欲しい。

20種類以上のシフォンケーキがあって
全部は食べたことないけど
今のお勧めは「マンゴー」味。



袋を開けると甘い香りがして
味もしっかりマンゴー。
夏限定なので
ぜひ食べてみてください。



Bear Bear
川崎市中原区下小田中3−12−6
044−751−4566
定休日:月・祝日
営業時間:10:30〜18:00(火〜土曜日)
       11:00〜17:00(日曜日)
http://www008.upp.so-net.ne.jp/BEARBEAR/index.html

posted by Jitsu&Shiku at 19:54| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月21日

【名探偵の掟】東野 圭吾

現在テレビ朝日で放映中のドラマの原作です。
ドラマが面白かったので
原作の作りが気になり読んでみました。

面白い!

’97年版『このミステリーがすごい!』第3位

なんですが、
ミステリー ・・・ ではないです。
本格推理小説はどんなものなのか
ということを
自虐的に記されています。

こんなことまで言っていいのか?

と思うことまで言っています(笑)

本格推理がどうしたら救われるのか
悩んでいる名探偵・天下一の姿が
ミステリーというものを考えさせます。



ドラマとの違いを確認しながら
読むのも面白いです。
posted by Jitsu&Shiku at 18:26| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月19日

演劇【その男】



4月15日(水) 東京芸術劇場 中ホール

原作:池波正太郎
脚本:鈴木聡
演出:ラサール石井
作曲:上妻宏光
出演:上川隆也/内山理名/キムラ緑子/池田成志/波岡一喜/六平直政/平幹二朗 ほか

04年に上演された『燃えよ剣』以来の
作・鈴木聡、演出・ラサール石井、主演・上川隆也
という組み合わせ。

『燃えよ剣』もすばらしい舞台でしたが
今回はそれにも増して
舞台芸術が素晴らしいと感じました。

一場面ごと浮世絵のよう。
後ろの席で舞台全体を見ることができたから良かったのかも。
(役者の顔はあまり見えなかったけど・・・)
最後は後ろの席まで届く桜吹雪。
美しかった〜

posted by Jitsu&Shiku at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 演劇 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月13日

【亀の恩返し】



5月3日 日本武道館

総指揮:音楽プロデューサー亀田誠治

出演者:スピッツ、Chara、KREVA、Do As Infinity、絢香、スガ シカオ



【スピッツ】
初スピッツです。
草野マサムネの声、すごい!
本当に美しい。

【CHARA】
Charaも初めて。
パワフルですごくかわいい♪
今回Charaが一番の楽しみだったんだけど
期待を裏切らない素敵さがある。

【KREVA】
ごめんなさい。
全然このジャンルは聞かないのでわからないです。
草野マサムネとのコラボで
再度マサムネの声の美しさに魅了。

【Do As Infinity】
彼らも残念ながら名前くらいしか知らなかったけど
ボーカルの声、きれいでした。
男性ファンが結構いて
アイドル的扱いなのかしら?

【絢香】
声に特徴があるのに
どの人とも声を合わせられるって
やっぱり歌がうまい証拠。
シカオちゃんとスピッツとコラボしてました。
今年いっぱいなんて
本当にもったいない。
でもしっかり病気治して
また戻ってきてね。

【スガシカオ】
いつものシカオちゃんです。
いや、ちょっと元気なかったかな。
相変わらず音声の調子が悪そう・・・
清志郎がこの前日亡くなったという知らせが
あったのも影響しているのかしら。
それでも絢香との「夜空ノムコウ」は最高でした。



最後はCHARA、Do As Infinityで
CHARAの「やさしい気持ち」、
スピッツ、絢香でスピッツの「魔法のコトバ」で盛り上がりました。

それにしてもあらためて亀田誠治という人物のすごさを実感しました。
武道館を360度観客を入れて
中心に四角いステージを3つ並べたセットも
本当にかっこよかったです。




****************************


9日、忌野清志郎のお別れ会で
シカオちゃんは「Oh Radio」を歌ってきたそうです。
楽しいことが好きな清志郎でも
やはり参加者は辛かったでしょう。
私は一度だけ退院後の彼の歌を聞いたことがありますが
他の出演者なんかとまったく違うオーラを感じました。
その時はまさかこんなに早く
逝ってしまうなんて思ってなかったけど・・・

あの世でまたロックな人生を送ってるんでしょうか・・・

posted by Jitsu&Shiku at 21:56| Comment(2) | TrackBack(0) | その他 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月08日

【コールドケース】吉村 達也


   「透視捜査官」千石健志郎が
   テレビ番組でコールドケース(未解決事件)を
   超能力で解明する。
   しかし彼は30年前の時効成立となった
   未解決事件にも関わっており・・・


といった内容に惹かれたんだけど
残念な感じ。
ストーリーが浅くてありきたりなもの。
ミステリーの要素も薄いです。








posted by Jitsu&Shiku at 18:38| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする